今回は、心を豊かに、つまりココロをリラックスさせるためのサプリメントについてご紹介します。
ココロをリラックスさせるには、GABAやセロトニンといった神経伝達物質を脳内で増やすことが大事です。
ビタミンB6
グルタミン→グルタミン酸→→GABA
↑ビタミンB6
トリプトファン→5-HTP→→セロトニン
↑ビタミンB6
このように、トリプトファンやグルタミンといったタンパク質からGABAやセロトニンが合成される時、ビタミンB6が補酵素として必要になります。
ビタミンB6が脳内で不足すれば、
落ち着きがなくなる(GABA不足)
幸せを感じづらくなる (セロトニン不足)
といった状態になってしまいます。
これでは豊かなココロを手にすることは難しくなってしまいます。
亜鉛
亜鉛もGABAという神経伝達物質を増やすのに一役かっています。
亜鉛もビタミンB6と同じで、GABAを生成を促進する補因子として知られています。
マグネシウム
マグネシウムは体内の300以上の酵素反応の補因子として働いているので、体調を全体的に底上げしてくれる可能性が高いです。
マグネシウムには何度も出てきますがGABA(γ-アミノ酪酸)を活性化させます。
また、マグネシウムは脳内のNMDA受容体というところを阻害し、脳神経の過剰な興奮を軽減させます。
このような効果もさることながら、GABAにはPMSを軽減させられるという効果があることが知られています。
ビタミンD
ビタミンDは日光に当たることでよく体内に吸収することができます。
実際に北欧では日照不足によりココロの病を抱える方が多いと聞きます。
ビタミンDはトリプトファンというタンパク質からセロトニンが作られる時の酵素「トリプトファン水酸化酵素」の発現を高めます。
つまり、ビタミンDは幸せホルモンを増やします。
ビタミンDはマグネシウムが生体内に十分に存在しなければ効果的に吸収されません。
なので、マグネシウムと一緒に摂取しましょう。
また、日光浴でも、ビタミンDが生成されるので、日中外に出て、日を浴びるようにするといいです。
まとめ
もちろんですが、毎日の食事が栄養摂取には何よりも大事です。規則正しい生活、食習慣に加えて、これらのサプリメントを飲めば、豊かなココロは手に入るはずです。ぜひ習慣づけてみてください。
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