ココロを整える食事(具体的)

心を整える食事栄養

ココロに落ち着きがない、イライラしている人では、腸内環境が悪い場合が少なくありません。腸内環境が悪いと食べ物から摂取したビタミン、ミネラルなどの栄養素が上手く合成、吸収されなくなります。

昔の人は、精神病は胃腸病だと判断していました。
それが現代の医科学によって解明され始めてきた昨今と言えます。腸内フローラが大事だと最近よく言われますよね。
 

腸内環境を整えたいと考えている人は、まず普段食べる食事内容をもう一度見直してみましょう。
今回は簡単に誰でもできる腸内環境の整え方について紹介します。

古来の日本食

まず一番良いのが、日本人古来の伝統食です。

主に米、雑穀、みそ汁、納豆、豆腐、キノコ類、海藻類のようなモノです。これらの食べ物には食物繊維やビタミン、ミネラルが十分に含まれています。

また、日本食は生食や発酵食を非常に多く有しています。だからこそ、世界ではヘルシーフードとして日本食が有名になったのです。

日本人には日本人古来の食事が体に最も合っています。腸のつくりは、各人種によって異なっています。日本人には日本人に合った食事があります。
東洋医学やヨガの世界では、古くからあるその土地に合った食べ物(伝統食、風土食)を摂取することが良いという考えがあります。これは身土不二と言われてもいます。

特に、穀物や野菜には腸内の善玉菌を増やすエサとなる食物繊維が大量に含まれています。

野菜は生菜食で、穀物は玄米(消化が難しい場合には5分付き米など)を食べるようにしてみてください。

少食の習慣

また、大事なのが少食の習慣をつけてみることです。
現代人の多くは食べ過ぎです。食べ過ぎの弊害はたくさんわかっています。
主にこのようなものです。

内臓に負担がかかり、体がだるい、疲れやすい、肩や首コリがひどい、精神的に不安定などの症状がでる。

体内に宿便を溜めてしまうことになり、腸内細菌のバランスが崩れる(特に動物性タンパクを取りすぎた場合)

これらがひどくなると、いずれ癌などの大病を引き起こしてしまうかもしれません。なので、少しでもいいので、少食にしてみる習慣をつけてみてください。ココロがスッキリするはずです。

砂糖をやめる

白砂糖には中毒性があります。疲れると食べたくなる気持ちはものすごくよくわかるのですが、白砂糖には胃などの内臓を疲弊させ、また腸内の悪玉菌を増やす作用があるため、あまりオススメはできません。

なので、白砂糖の代わりにオリゴ糖のような腸内の善玉菌を増やす作用のあるものや、黒糖のようなビタミン、ミネラルを含んだ砂糖を取るようにすることをオススメします。

食品添加物をやめる

食品添加物にはビタミンやミネラルの吸収を阻害する作用があるものが多いです。

コンビニ食やスーパーのお惣菜など、手軽で便利に食べられるのですが、そのぶん添加物は大量に含まれています。よって、出来るだけ毎日の食事を、手作りされることをオススメします。

葉物野菜などの残留農薬は、よく水で洗うようにして食べましょう(重曹で洗うという方法もあります。)

まとめ

今回のまとめです。

日本古来の食事を出来るだけ少食で摂取します。また、白砂糖や食品添加物は腸内環境を悪くする原因となるので、出来るだけ避けるようにしましょう。

このような食習慣を続けていると、だんだん味覚が研ぎ澄まされていき、日本食のシンプルな味付けがこんなに美味しかったんだ!と感動するようになります(経験談)

ただ、無理に神経質になることはやめましょう。ストレスになってしまうといけません。たまには甘いものや美味しいものも食べてリフレッシュしましょう。

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